教育方針・体制
看護教育方針
- 自律した看護職員となり、組織の一員として、自分の役割と責任を果たす看護師を育成します。
- 卒後教育の充実を図り、看護の専門職として臨床実践能力を身につけ、質の高い看護が実践できる教育を行います。
- 研修会に参加し自己研鑽に努め、個々の成長を目指します。
- 認定看護師の養成に努め、患者のニーズに対応します。
愛生会看護部教育体制
新人教育
新人オリエンテーションを1週間かけて行います。看護倫理、接遇教育、医療安全、看護記録、静脈注射の演習、基本的看護ケアなどを集合研修で行い、その後、看護の現場で、さらにきめの細かい指導計画を立てて、プリセプターを中心に指導をしていきます。月1回は新人集合研修を行い、計画的に新人(プリセプテイ)のつどいを開催し、わからないことや不安に思うことなどについて教育委員会が中心となり、問題解決に努めています。また病院全体で新人を育てる風土を構築して、新人が育つ環境づくりを心がけています。
また、学生の時とはちがい、現場で看護師は複数の患者さんから同時にナースコールをうけることがあります。それらにうまく対応できるように場面を設定した現場研修を行っています。
新入職員オリエンテーション
責任をもって最後までやりとげられる看護師を目指してもらうために、入職時から1週間かけて基本的看護技術、業務内容を看護単位で演習します。病棟では主にプリセプターが関わります。
○入院患者の受け入れ
お互いが看護師役、患者役になり、
アナムネーゼのとりかたを学んでいます。
<情報収集>
○経管栄養
注入食のつくりかたを実際に行っています。
(どれくらいが食べやすいのかな)
<考える看護>
○看護ケアサービス
初めて足浴をして
患者さまに喜んでもらえました。
<看護のよろこび>
<情報収集>
<考える看護>
<看護のよろこび>
看護師は複数の患者さんから同時にナースコールをうけることがあります。
場面を設定しての演習を全員の新人が行っています。
経年教育
クリニカルラダーの考え方に基づき、段階的にステップアップし、個々の成長を目指します。主な教育内容は医療安全教育や看護倫理教育、専門分野の勉強会、リーダー教育などを行います。管理者研修会やその他、院外の研修会にも積極的に参加しています。
○クリニカルラダー | レベルI・II・III・IVを経年で区分けし、目標を統一しレベルに合わせた集合研修を実施しています。 |
○緊急時の対応 | 一次救命を全員ができるように、実践現場を想定し医師と共に実施しています。 |
○看護研究発表 | 各部署から毎年発表し、その中から学会発表につなげています。 |
○院内講義 | 年間計画を立て、業務や看護に必要な内容の講義を計画します。他の美門との連携を図り、医師、事務部、検査部、薬剤部の協力をもらいながら学習しています。 |
さらなるレベルアップを目指して、より専門的な演習プログラムを計画・実施しています。
ACLS実地演習では、院内スタッフ(循環器専門医・日本救急医学会認定研修修了看護師)による指導が行われます。
また、看護業務に共に携わる、看護補助者やクラークへの研修も行っています。
ACLS実地演習
各種勉強会
看護補助者研修
医療はチームで行うものとして、病院で働く人々の教育も行っています。
看護補助者を対象に、倫理教育・環境整備・食事介助・緊急時の対応・安全管理・感染防止対策などの研修を行っています。
これらの研修を受けることで、看護業務のサポートができるような技術の習得を目的としています。