医療設備のご案内
検査と治療
80列マルチスライスCT
高性能80列マルチスライスCTを導入し、短時間で広範囲の撮影を行い、頭部外傷、脳出血等の頭部疾患から胸部および腹部および腹部臓器疾患など全身の断層像を鮮明に撮影し診断をしています。
血管や骨の3D画像を作成し、診断や手術支援等に利用しています。
アンギオCT
1997年に関西で初めてのCT装置と血管撮影(DSA)装置を駆使した最新鋭アンギオCTを設置して、腹部腫瘍、ことに肝癌の早期診断や治療に威力を発揮しています。
MRI
人体に無害な磁気システムを利用したシーメンス製1.5テスラー全身MRI装置を導入し、脳・脊髄・関節疾患や腹部疾患の診断に威力を発揮しています。
MRIによる脳ドックも行っています。
ヘリコバクター・ピロリ
ヘリコバクター・ピロリは、胃内に感染し住み着くバイキン(桿状菌)です。
この菌が胃内に住み着くと、胃粘膜に炎症が生じ、口臭や胃部不快感など不定症状の原因となります。
そればかりか、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を再発しやすくしたり、治り難くします。
さらには、胃癌や胃リンパ腫の遠因にもなると言われています。
本院では積極的にヘリコバクター・ピロリに取り組んでいます。
胃腸病にお悩みの皆様のご来院を心からお待ちしております。
経皮的エタノール注入療法(PEIT)
基本的には3cm、3個以内の肝癌に対して行う内科的治療です。
経皮的に肝癌に細い針を刺入して、エタノールを注入し癌を凝固壊死させる治療法です。当院では超音波誘導下のみならず、CTガイド下に行っており非常に高い治療効果をあげています。
ラジオ波焼灼療法(RFA)
治療の対象となるのは、基本的には経皮的エタノール注入(PEIT)と同様です。
経皮的に肝癌に電極の付いた針を刺入して、ラジオ波を流して熱により癌を凝固壊死させる治療法です。
末梢血幹細胞移植
白血病やリンパ腫などの癌治療の補助療法として行っています。
大学付属病院以外で本法を応用している数少ない病院です。