看護職員紹介
認定看護師
がん性疼痛認定看護師
看護師長 松川 香織
がん患者さまの体験する痛みは身体のつらさだけではなく、こころや社会生活まで大きな影響を及ぼします。2012年7月、がん性疼痛看護認定看護師の資格を取得しました。がん性疼痛認定看護師はがんによって生じる痛みを緩和するための専門的な知識と技術を持ち、患者さまとご家族のQOL(生活の質)の向上を支援します。現在緩和ケアチームに所属し、がん患者さまやご家族の方と関わっていますが、ご高齢の方も多く、治療期からしっかりと痛みをコントロールすることの大切さを実感しています。
一人でも多くの患者さまが痛みから解放され、その人らしい生活を送ることができるように、関わっていきたいと考えています。
緩和ケア認定看護師
外来看護師長 武田 絵里子
緩和ケアでは、病気に直面する患者さまご本人とそのご家族の、お身体や心のつらさを和らげることを大切に考えます。
当院は地域に根ざした病院として、通院や入院中の患者さまの治療や療養に対するご意向を身近にお伺いし、それぞれの思いに寄り添った地域の中での緩和ケアに努めています。
私自身は病院の支援を受け、2012年に緩和ケア認定看護師資格を取得、2023年に特定行為研修を修了し、現在は外来に所属しております。検査や診断に対する不安なお気持ちに心を配り、治療の副作用や体調の変化、時に限られたお時間を過ごされたい療養場所のご相談などを受けています。
まだまだ一緒に悩むことが多く、頼りない身ですが、皆さまとともに一つずつ日々歩ませていただきたいと思っています。
感染管理認定看護師
重面 由香
感染管理認定看護師の役割は、患者さまやご家族をはじめ、職員や病院を訪れるすべての人を医療関連感染から守り、安全で安心できる病院環境を提供することです。実際の活動としては、医師、薬剤師、臨床検査技師からなる感染対策チームにより、院内の感染症の発生の把握、予防と対応、職員への感染対策の教育と指導、職業感染対策、院内ラウンド、抗菌剤の適正使用の検討など多肢にわたる業務を行っています。
感染対策は一人ではできません。組織的に取り組むことが不可欠です。全職員が感染対策における正しい知識を持って実践できるように体制づくりを行っています。
呼吸器疾患看護認定看護師
山本 友里
ある患者さまとの出会いから呼吸ケアに興味を持ちましたが、自身の知識不足を痛感し、知識の向上も兼ねて呼吸療法認定士を取得しました。その後、さらに患者さまのケアに役立てたいと慢性呼吸器疾患看護認定看護師を取得しました。呼吸ケアをおこなう患者さまは診療科に関わらず多岐にわたります。呼吸困難は非常に苦痛を伴うもので、多職種との連携を図りながら苦痛の除去、その人らしさを大切に退院後の生活を見据えてケアをしていきたいと考えています。また、安心安全に呼吸ケアができるよう、院内の物品やマニュアルの整備、教育にも努めていきたいです。
先輩看護師
先輩看護師
上井 ゆま
私は現在、手術室看護師として勤務しています。手術では患者さまの状態や手術の進行状況に合わせてチームメンバーや医師とコミュニケーションを取り、安心・安全な看護や対応ができるよう日々頑張っています。後輩のプリセプターになり、指導していくなかで自分の認識不足や指導の難しさを感じ、苦しい時期もありましたが、看護師長や先輩に手厚くサポートしてもらいながら後輩と一緒に成長できています。部署ではチーム全体でスキルアップできる職場だと感じています。後輩のみなさんと一緒に働けることを楽しみにしています。
ママさんナース
ママさんナース
上坂 千亜紀
愛生会山科病院に入職して13年が経ちました。その間に結婚、出産を経て、3人の子供を育てながら働いています。
現在働いている部署はとても温かいスタッフばかりで、1年間の育児休暇明けに「おかえり~、待ってたよ」と温かく迎えてもらえ、嬉しかったことを覚えています。
また残業にならないように業務の調整を行ってくれたり、子供のことで急に休まなければならない時も、「お互い様だよ」と休みやすい雰囲気で、助け合いながら仕事ができています。退勤時間が迫ってくると、業務を変わってくれたりと、助けられています。
ママさん看護師も多く、休憩時間には子育ての話や相談もできるアットホームな職場です。
看護補助者
看護補助者
大木本 千瑞
私たち看護補助者は、患者さまに近い目線で療養を支援したり、療養環境を整えたりする業務を行っています。
昨今、新型コロナウイルス感染症が流行し、私たちの生活を一変させました。大きな不安を抱え入院される患者さまの心のケアも含め、療養を支えながら安心して入院生活を送っていただくためのケアを行っています。
ケアという言葉の意味は社会の流れの中で変化していきます。
私たちは社会の変化を捉え続け、自分たちのケアに意味づけをし、看護師とともに医療チームの一員として患者さまのケアに努めてまいります。