一般社団法人 愛生会は愛生会山科病院、介護老人保健施設おおやけの里をはじめとする8施設を所有する京都市山科区にある法人です

一般社団法人愛生会(法人各施設)

理事長挨拶 – 愛生会山科病院

理事長挨拶

ご挨拶

      理事長 谷脇 雅史

 一般社団法人愛生会は昭和30年1月に設立され、翌年8月に病床数20床の愛生会山科病院を開設しました。その後、山科区の発展とともに305床まで増床、現在は241床で地域の中核病院としての役割を担っています

 この間、少子高齢化社会の進展にともない、山科区の医療・介護・福祉のネットワーク構築の必要性を痛感し、平成8年6月に愛生会訪問看護ステーション、同年9月には居宅介護支援センター愛生会山科病院を開設しました。平成12年に介護保険制度がスタートしましたが、同年1月に介護老人保健施設おおやけの里、居宅介護支援センター愛生会おおやけの里、同年4月にはヘルパーステション愛生会おおやけの里を開設しております。

 また、京都市からの委託を受け、平成18年4月には京都市山階地域包括支援センターを、同年6月には京都市山科区地域介護予防推進センターを開設し今日に至っています。

 団塊の世代(約800万人)が75歳以上となる2025年以降は、国民の医療や介護の需要が、さらに増加することが見込まれています。このため、国は高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援を目的として、可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、地域の包括的な支援・サービス提供体制(地域包括ケアシステム)の構築を推進しています。京都府でも知事自ら先頭に立って、京都式の地域包括ケアシステムの推進機構を設立し、積極的な取り組みを行っています。

 私たち愛生会グループも8施設の連携を密にし、この地域包括ケアシステムに貢献できるよう努力するとともに、山科地域との絆を大切にし、人間愛と思いやりの心で医療・介護サービスの提供を行ってまいります。

 今後とも皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。